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2024年金融機関懇談・しまなみ信用金庫

反面調査「預金者に連絡するよう指導」「収受印がなくても融資を受け付けている」

十一月二十二日(金)県連で毎年行っている、金融機関本店懇談で「しまなみ信用金庫」と懇談しました。
金庫からは、河村裕治(営業統括金庫)をはじめ4名が参加、民商県連からは、藤井副会長、寺田事務局長、藤本福山民商事務局長と尾道から太田会長と吉岡事務局長が参加しました。最初に藤井副会長から要望書を提出し懇談を開始。しまなみ信金から要望書に沿って回答してもらいました。以下、懇談の内容を掲載します。

融資相談等についての要望
1.物価高騰に直面している事業者へ運転資金や設備資金の融資を迅速かつ最大限に行ってください。☆当金庫では取引先の実情を把握するために訪問、または電話等で定期的に事業の状況や資金繰りのヒアリングを実施。その上で、新規融資、条件変更などの相談を受けています。受けた情報は、営業店と本部関連部署において、共有し迅速に対応しています。

2.小口零細企業保証などを活用した借換を通じて、コロナ禍の「ゼロゼロ融資」の返済に苦しむ中小業者の資金繰り支援を強化してください。☆ゼロゼロ融資については、物価高、人手不足などで経営環境の影響などを踏まえて、実情に応じて買い換え、据え置き等の対応を柔軟に行っています。広島県の小規模事業資金やプロパー融資も含めて資金繰りの支援を強化しています。

3.中小業者の相談に丁寧に応じるとともに、既往債務の条件変更(返済期間・据置期間の延長、返済の減額等)に積極的に応じてください。☆既往債務の条件変更の際にはやはり取引先の状況、実情を十分に把握することで、柔軟に対応を行うよう徹底しています。加えて改善計画の作成策定など伴奏支援を積極的に取り組んでいます。

税務調査等への対応について
1.税務署の調査に係る金融機関への反面調査(任意調査)等の際には、納税者である預金者本人に必ず連絡してください。☆当金庫としては税務署の任意調査については預金者に連絡するように指導しており、今後も指導を行ってまいります。

2.預金者の財産と秘密を守り、納税者の権利を守る立場を堅持してください。また、預金者本人の意向を尊重し、預金者の承諾のない「調査依頼」には応じないでください。☆当金庫においても守秘義務を守ることは徹底しております。預金者は大切なお客ので、税務署の任意調査の際には引き続き連絡するよう支店に指導してまいります。

3.確定申告書等の日付収受印について☆当金庫は収受印がなくても、中身がしっかり記入されているかどうかが重要で収受印がなくても融資は受付ている。

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