市内全業者に呼びかけインボイス学習会を会外から八名、総勢二十六名参加
民商では、十月二十二日(土)福祉センターで「消費税・インボイスの学習会」を行いました。
この日は、案内ビラを市内全域に折り込んで全業者に呼びかけて行い、総勢二十六名が参加し、八名が会外の業者でした。
まず太田会長が参加のお礼を述べ「先の営業動向調査では、インボイスの影響についてわからないとの回答が七十%あり、いくら学習してもわからないという声も聴きます。そこで今回は、三次民商の作田事務局長を講師に学習します。質問や論議の時間も取りますのでしっかり学習しましょう」とあいさつし始まりました。
講師は、「そもそも消費税とは」から「インボイス制度とは」「インボイスの問題点」までゆっくり丁寧に一時間説明し、質問、疑問を出し合い論議しました。
質疑・応答では、「JAの総会で農協はインボイスの特別措置があるから心配しなくていいと言われたが?スーパーに産直でおろしているがインボイスはいるのか?」と」質問が、「農協は確かに特別措置があるが、扱うもので違うこともあるので確認した方がいい。スーパーからはインボイスの登録を求められる可能性が高い」と回答がありました。
また、尾道民商に多い造船下請けの会員からは「元請けがインボイスを登録したので、登録してくれと言われた」「拒否すると、外国人がいくらでもいるからやめてくれてもいい」と言われると深刻な相談もでました。
参加者からは「やっぱり難しい、自分が消費税の本則課税と簡易課税のどちらがいいのか分からない。まだ学習したい」「ゆっくり丁寧に説明してもらったが、自分がどうしたらいいのか分からない、考えると頭が痛い」などの感想が寄せられました。
最後に吉岡事務局長が、インボイス廃止に向けての署名のお願いと「民商は会員同士が集まって相談しています。是非入会していただき一緒に学習しましょう」と訴えて終わりました。