所得税法改正の学習会を開催 基礎控除が38万円から48万円に
12月15日夜7時から福祉センターで行い、寒さもたいへん厳しい中でしたが、今年入会した新会員4名を含めて13名が参加しました。
中司会長の「しっかり学習して、来年の申告の準備をしましょう」の挨拶から始まり、吉岡事務局長が資料をもとに改正点について説明、「基礎控除が38万円から48万円に増額された一方で、給与所得控除や公的年金控除がそれぞれ十万円削減され、結局給与所得者や年金者は従来と変わらない」ことや「青色申告特別控除額が改悪され、従来の65万円が55万円になり、65万円の控除を受けようと思えば、電子申告や電子帳簿保存という大変面倒ことをしなくてはいけない」など三十分間話した後、質問や疑問点を出し合いフリートークしました。
~新型コロナの持続化給付金や支援金の申告はどうなるのか~
「青色申告にするにはいつまでに届け出を出せばいいのか」など参加者から質問がだされました。
給付金については、国の持続化給付金や家賃支援給付金などは、課税対象の収入になります。(消費税は非課税)一律十万円の特別定額給付金は、非課税ですから申告は不要です。(詳しくは裏面に商工新聞に掲載されていた確定申告のワンポイントの記事を添付しています。)
最後に「申告が初めてで心配している」と新会員から声が出たので、民商は自主計算、自主申告に基づいて班会を行い、集まって話し合いながら申告書を完成させていることや3.13重税反対統一行動を行い、そのあと集団申告でみんなで一緒に申告していることなど春の運動について簡単に説明して学習会を終えました。
新年の年明けには、支部主催の学習会なども計画しますので、申告に向けて必ず学習しましょう。