新型コロナ被害が拡大!事業を継続するためにご民商に相談を
新型コロナウイルスの感染拡大による影響で民商会員からも「送別会、歓送迎会がすべてキャンセルされた」(飲食店)「三月は観光シーズンなのに客が激減」(ホテル業)など深刻な状況が報告されています。
この苦境を乗り切るために現在実施されている支援策をお知らせします。
○日本」政策金融公庫の新型コロナ特別貸付
新型コロナの影響で最近一ケ月の売り上げが五%減少している業者に特別貸付枠が出来ています。
融資限度額は、既存の融資制度の残高にかかわらず別枠で六千万円です。このうち三千万円を限度として、当初三年は災害発生時の融資制度に適用される基準利率から
0、九%低減した利率が適用されます。
融資後は、利息も含めて返済しますが、後日、返済した利息部分は利子補給制度で帰ってきます。したがって三年間は実質的に無利子で利用出来ます。
申請書もすでに公庫を利用している方は、追加の「売り上げ減少の申告書」を提出する程度で受け付けされるため非常に簡潔で迅速にです。
受付時間も事前に連絡すれば五時以降でも対応してくれます。
○セーフティネット保証
経営の安定に支障が生じている中小業者を一般保証とは別枠の保証の対象とする資金繰り支援制度。
対象となる業者は本店所在地の市区町村に認定申請を行います。認定書が発行されたら、希望の金融機関又は最寄りの信用保証協会に融資を申し込みます。
○民商で相談と対策を
早速、「融資を受けたい」と相談が来ています。現状を乗り切るために民商で一緒に対策を検討しましょう。困っている業者がいれば「民商で相談を」と声をかけて下さい。